2024年3月
第9回なごや水辺・湿地サポーター養成講座が天白渓にて3月16日に開催されました。
愛知学院大学の富田先生を講師としてお招きし、昨年7月からスタートした本講座の最終回、まとめの会となります。
天白渓を歩きながら改めて本湿地の特徴や課題を皆で議論し学んでいきます。流水域における問題、湧水の流量やその性質の特徴、日照を確保するための周辺樹木の除伐の優先順位付け、下刻(かこく)対策など、現場を見て参加者全員で意見を出し合いました。
例年であれば、もっとも水が少ない時期にあたるのですが、2月後半からのまとまった降雨で水位があがり、湧水湿地としての天白渓のポテンシャルを皆で確認することができました。
4月以降はなごや環境大学が主催する共育ゼミナール「東山の水辺・湿地の保全再生」(なごや環境大学ガイドブック2024前期 P17参照)として天白渓の保全再生活動を継続して行います。ご興味のある方はぜひ参加をお願いします。
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