☆ 最近の活動紹介
2024年4月
4月20日(土) 晴、20℃。晴天に恵まれ12名の方が参加し、天白渓湿地の再生保全活動を致しました。
今回は再生水辺線をより明確にするための杭打ちと湧水を有効に活用するための堰の補強、常緑樹の除伐を行いました。
堰の補強には土のうを自作し使用。天白渓も緑があふれ、ツツジやウツギの花も鮮やかに咲いていました。
5月以降も再生水辺線周囲や遊歩道の整備を進めていきます。
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2024年3月
 第9回なごや水辺・湿地サポーター養成講座が天白渓にて3月16日に開催されました。
 愛知学院大学の富田先生を講師としてお招きし、昨年7月からスタートした本講座の最終回、まとめの会となります。
 天白渓を歩きながら改めて本湿地の特徴や課題を皆で議論し学んでいきます。流水域における問題、湧水の流量やその性質の特徴、日照を確保するための周辺樹木の除伐の優先順位付け、下刻(かこく)対策など、現場を見て参加者全員で意見を出し合いました。
 例年であれば、もっとも水が少ない時期にあたるのですが、2月後半からのまとまった降雨で水位があがり、湧水湿地としての天白渓のポテンシャルを皆で確認することができました。
 4月以降はなごや環境大学が主催する共育ゼミナール「東山の水辺・湿地の保全再生」(なごや環境大学ガイドブック2024前期 P17参照)として天白渓の保全再生活動を継続して行います。ご興味のある方はぜひ参加をお願いします。
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2024年2月
 2月17日(土)に「実践編  なごや  水辺・湿地サポーター養成講座」の第8回が行われました。本養成講座はなごや環境大学さんに全面的にサポートを頂いています。
 第7回までに実施してきた、木を伐る、下草を刈る、表土をはぎ取る、といった水辺・湿地再生活動の基本となる作業の集大成として、各人が道具を携え汗を流しました。
 今年の冬は例年以上に雨が少なく、作業当日も乾燥した天白渓湿地はまさに「湿地跡地」の状態でした。ところが19日(月)から久しぶりにまとまった雨が降りました。写真は22日の午後、雨上がりのタイミングで「湿地跡地」の様子をとらえたスナップです。
 下草を刈り、表土をはぎ取った周辺を中心に水が溜まってきています。またいくつかの湧水口と思われる箇所が確認されました。
 3月16日(土)は第9回サポーター養成講座の開催を予定しています。本実践編の最終回となります。愛知学院大学 富田啓介 准教授をお招きして、湿地を観察しながらこれまでの活動を振り返り、今後の活動について考え議論する予定です。たくさんの方々の参加を期待しています。
 また4月以降はなごや環境大学さんが主催する共育ゼミナールの一コマとして水辺・湿地の保全活動を継続していきます。こちらの共育ゼミナールへの皆さんの参加もお待ちしています。
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